2018年9月26日水曜日

離島民、離島へ行く(Day4)



これまでの道のり
Day1編
http://rockbarmalmsteen.blogspot.com/2018/09/day1.html

Day2編
http://rockbarmalmsteen.blogspot.com/2018/09/day2.html

Day3編
http://rockbarmalmsteen.blogspot.com/2018/09/day3.html

さて、そんなこんなで実はもう帰ってきているので、頼りない記憶を頼りに書いていくんだが・・・

3日目は後半憶えてないほど飲んだので、最終日は中々ベッドから出られなかった。

一応毎日のリズムとして5時に目覚ましが鳴るようにしてるし、この日もそうだった。

でも体が言うこと聞かないんだな、二日酔いで(´-ω-`)

ということでダラダラしていたら、あっという間に朝飯の時間。

中国人に後れを取ると面倒なことになるので、早めにロビーに降りてスタンバイ・・・・

今朝もしょぼい朝飯スタート

まぁサービスだからね、あまり多くは期待してはいないのだけど、これはあまりにも楽しみがないというか、ただ食うだけの朝飯だ。

朝飯を済ませて部屋に戻る。

実は石垣にもキチンとPC持って行っててね、朝だけでも英語のレッスンをやろうと思って、そこだけは欠かさずやっていたのだ。

前にどっかに「若いかわいこちゃんはダメだ」って書いたんだけど、例外がいてね。

大好きな先生がいるのだよ(//▽//)

彼女です。


親身になって教えてくれるし、間違いもタイミングよく指摘してくれるのでわかりやすい。

さて、南の果てへの旅路の最終日。

そのオープニングを飾るのは・・・・

しょぼい鍾乳洞

ではなく、石垣全体が見渡せるというバンナ公園へ

この公園、なんとも巨大で山のふもとから頂上まであるんだけど、さすがに巨大すぎて車でないと移動は困難。

とりあえず顔ハメのある「児童公園」からスタート

はめときます

浮かれるわし


渡り鳥の観測所なんてーのもある

吸い込まれていくあきおさん

上に登ったら、なんかマニアな爺さんとかばあさんとかがいてね、なんか居心地悪いのでとっとと引き上げた。

そして山を登って・・・(車でね)

頂上からの景色

宮古と違って山もある

あぁなんかもうジャングル

こっちは港の方

ということで、石垣をぐるりと一望できる公園なのね

こんなにでかい

さて、石垣の絶景を堪能した私たちは次なる目的地へ向かって移動。

次の目的は「おにささ!」

なんだそりゃ?

って思うじゃない?

俺も思ったけどさ、「おにぎりにササミ」で「おにささ」なんだって

登録商標なんだってさ

「おにささ」ってーのは「知念商会」って食品スーパーで売ってるとのことで、そこへ・・・

こんな状態のショーケースにはいってるのがその現物

実は「おにささ」って商品がもうできてて「その状態」で売ってるのかと思ってたんだけど・・・

自分で作るらしい(--;)

これが完成形

なんか一個でお腹いっぱいになっちゃいそうなので、これは後回しにして次の旅程へ

「請福」って酒造所の工場見学へ

俺は泡盛に全く興味がないのだけど、あきおさんは泡盛ではこの請福が一番好きなんだってさ

試飲も充実しています

工場を案内されるあきおさん

工場見学が終わってお土産物を物色しに行く

と、なぜかそこにあったこれ・・・
そして開店を待って・・・

念願の回転ずし

そこまで行って回転ずしもないだろうと思うだろうけどね

宮古は回転寿司ないのよ。

まぁ気軽にはいれるすし屋も、ないでもないんだけど、ちょっと離れた場所にあるから、「ビールでも飲みながらちょこっとつまむ」なんてことができないのね。

ということで乾杯

最近はどこもタッチパネルだ

わしのキラーコンテンツ

回転寿司はこういう邪道がいい、チーズハンバーグ

食い過ぎるあきおさん

東京にはいっぱいあるもんなぁ~

なんと石垣に刑務所

見ての通り「八重山刑務支所」ってなってるじゃない?

こっちの人って「石垣」って言わないで「八重山」っていうんだよね?

それには何となく気づいていたので、前の日に乗ったタクシーの運転手さんに聞いてみたの。

「こっちの人って、石垣って言わないですよね?何でですか?」

って聞いたら・・・・

「なんででしょうねぇ~」って・・・・



答えになってない(--;)

まぁ実はその運転手さんも、前から気になってたんだって。

石垣出身の人なんだけど、地元でも

「どこ?」
「八重山」
「八重山のどこ?」
「石垣」

といったやり取りになるのが昔から不思議だったんだって。

まぁ言われてみれば

「東京」
「東京のどこ?」
「世田谷」

とかいうのと同じやり取りなんだろうなぁ、とか思ったりしたんだけどね。

「沖縄そば」
「宮古そば」

とか言うのに「石垣そば」とは言わなくて「八重山そば」なんだよねぇ~

世界ふしぎ発見(ナゾ)

ということで、島めぐりは終了。

レンタカーを返して・・・

空港で最後の乾杯

私の方が先に飛びます

見送られるわし

自家用機で宮古へ

上空から石垣(八重山)へ別れを告げ・・・

たったの25分で到着( ̄▽ ̄;)

ホテルの迎えの車で帰ります

しばらくして、東京に着いたあきおさんから・・・

寒いって(^^;)

実際、16度とかこっちの真冬の温度だもんね、寒いのわかるよ。

さてさて、そんなこんなであっという間の3泊4日。

あきおさんが誘ってくれなかったら、たぶん石垣も波照間も一生行かなかったかもしれないので、いい機会になったと思う。

それと、石垣が宮古に比べて微妙に都会なのを肌で感じたのも収穫かな?

春に本島に行って都会ぶりに驚いたけど、石垣と比べても宮古は観光資源の乏しい「しょぼい島」だということがよく分かった。

しかし、この「しょぼい島」の「微妙な田舎さ加減」というのが暮らしにすごく大きな影響があるのもわかった。

波照間みたいに田舎過ぎると、これはもう「不便」を大きく通り越しているんだよね、ちょっと暮せない。

ところが石垣・・・充分田舎なんだけど、あそこまで栄えちゃうと俺なんかまた遊んじゃうんだと思うんだよね。

今の場所、宮古・・・

繁華街も全く繁華してない島だけど、この程度の田舎さ加減と、「街」とも言えないような街との距離感。

しかし「何でも手に入る」という日本ならではの便利さを享受している状態・・・その絶妙な線上にあるのが宮古島という場所なんだなということが実感できた旅行だった。

相当飲み食いして、無いカネ使い果たしてしまったけど、やはり経験はカネでは買えないのでね。

いい経験ができた3泊4日でした。


あぁ~ちょう楽しかった(^^♪

2018年9月21日金曜日

離島民、離島へ行く(Day3)

これまでの道のり
Day1編
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Day2編
http://rockbarmalmsteen.blogspot.com/2018/09/day2.html

さて、仕事しているとあんなに時間が長く感じるのに、遊んでいると瞬殺で時間を消化してしまうと言う、マジックのような出来事の最中にいるわけだが、3日目。

地元宮古の人に

「石垣行くんだけどどっかオススメあります?」

って聞くと何人かの人が答えるのが

「あぁ〜離島行くといいよ」

と言う謎の回答(ーー;)

本州からすると、ただでさえ離島の沖縄。

「沖縄」を「本島」と見立てたところで、更に離島の宮古・石垣。

そっからさらに離島って・・・

「離島の離島の離島」ってことで、「西表とか行くといいよ」と言うことらしい。

まぁね、実際に沖縄に住んでると、もう沖縄より南ってどこも一緒なんだよ。

「波照間はどうのこうの・・」とか「多良間がどーしたこーした」とか言うやついるけどね、もうどこも海なんか一緒。

ただ、宮古はすごい平地で起伏が何もない中で、西表とかは「東洋のガラパゴス」とまで言われているとかで、ジャングルとかあるので観光として入ってみてもいいかも・・・と言うことらしい。

で、調べてみたら「ジャングルトレッキング半日コース」とかね、あるにはあるんだけど、「半日ジャングルトレッキング」とか全然興味ない・・・。

そしたらあきおさんが

「最南端を攻めようではないか」

というので、特にこだわりのないワタシはその案に乗ることにした。

なんといっても「船旅」というのに若干惹かれるものがあるのだ。

なんかこう、イメージ的にはデッキで知り合う男女が織りなす云々・・・的なロマンスの予感(*‘∀‘)

まずは朝飯

この日もおかず的要素が希薄な中で3杯のオブリゲーションをこなしてですな・・・

徒歩で船着き場へ

さて、船着き場で・・・・

まずは具志堅と記念撮影(ロマンスの雰囲気ナシ)

アフロにはアフロで対抗


船着き場の展望デッキで旅立ち前のわしら


遠くに見える東横イン

乗船前のわしら

なんか「高速船」とかいうやつで、大きな船でどんぶらこ~どんぶらこ~というのとは違ったようだ。

なんか、売店的なものがあって、ビールでも飲んじゃって・・・

とかって思ってたんだけど「とにかくとっとと輸送する」というタイプの輸送手段だった

とりあえずターミナルの売店を散策するのだが・・・

パンとか

弁当とか

特に美味そうなわけではないのに惹かれるというのはどういうことか・・・(--;)

しかし昨日の教訓もあるし、別にここで生姜焼き弁当とか食ってもあまり意味ないのでやめておく

船内の様子


ということで、1時間強で波照間島へ到着


ほぼノープランで、「現地でレンタカー借りよう」って話ししてたんだけど、なんか船着き場にいるおっちゃんはアバウトだし、「オーシャン」って書いてあるワンボックスのねーちゃんとこに行って「レンタカーありますか?」ってきいたら

「あそこのハタ(100mくらい先)まで行って聞いてくれ」

って突き放されるシマツ

で、そこのハタ迄行って聞いたら「車はない」って・・・

さぁてどうするオレタチ!

まずは原点に戻ろうと、船着き場のターミナルへ。


なんだかやる気のない感じ全開の売店に行ったら、どうやらありそう。

ということで車は手配できたので、いざ周遊・・・

の前に飯を食おうということで、やる気のない売店のおばちゃんに聞いたら

「あやふぁみって店がいいよ」ということで仰せに従う

ここか!聞いた名前より「ふ」が一個多い!

おじゃまします

やっぱりビール


私はビールとタコライス、あきおさんは余程好きなのかカレーを注文。

タコライスです


ほろ酔いの私を乗せて車はニシ浜へ・・・

あっという間に到着


まぁね、海綺麗っていったところで、沖縄からこっちはほぼ海綺麗だから、今更どこに行ったところで

「わぁ~きれぇ~♪」

なんて反応はないんだよね

そして、最大の目的、最南端をめざして・・・・


あっという間に着く

最南端で職を探すあきおさん


なんといっても1週30分かそこらの小さな島なので、どこに行こうと思ってもあっという間に着くし、迷いようもない。

途中、波照間空港を発見


・・・が、ここは使われてないんだってさ。

一応記念写真


野放しのヤギに話しかけたんだけど、なんか怖がってるみたい。


「人間はわしら食うけんね」てDNAに刷り込まれているんだろうな。

さて、あっという間に目的を見失って・・・・

草むらに分け入ってみたり

高いとこに登ってみたり

途方に暮れてみる・・・

とか何とかしているうちに車を返す時間になったので・・・

船着き場でかき氷、あきおさんはやっと運転から解放されてビール


この日の夕飯は回転寿司に行く行程になってたのね。

それで、船着き場からタクシーに乗って「すしんちゅ行ってください」って言ったのよ。

運転手がおばちゃんでね、「あれ?さっき通ったけどやってなかった気がするわよ?」

って言うので、不安になって電話してみたらだれも出ない。

タクシーの無線で聞いてもらったけど「営業中って看板でてる」って話なので・・・

行ったらやってなかった(T-T)

しかし挫けないわしら!

もうすでにタクシーの中でプランBは用意されていたのだ。

「焼肉食うならどこがいいですか?」って質問にたいして「ガストロがいいですよ」って事だったので・・・

そのガストロ

店内の様子

受付のねーちゃん

食べ放題です

最南端の席に案内してもらって・・・・

オッサンたち、食いまくりの始まり

120分食べ放題で2000円くらい。

どうせ石垣牛とか食べてもね、「ああうまいね」で終わりなんだよ。

焼肉なんて内地で食った方が旨いに決まってるんだから、こういう時は旅行ならではの場所に行くのが大事なのだ!

ビールとワインでヨロヨロしながら次の店へ・・・

昨日教えてもらったDo

マミちゃんだかミナちゃんだったか・・・(ごめん)

実はもうこの辺はあんまり覚えてない(^^;)

しかしだね、実際に離島に住んでて、さらに離島へ行って感じたのは・・・

「離島と言っても限界がある」ということだなぁ

石垣は宮古と比べると幾分都会なんだよね。

街の作りが全然違う。

だからと言って「石垣がいいか?」というとそうでもなくて、宮古の中途半端な田舎っぷりがこれまたよかったりする。

石垣だとたぶん遊んじゃうんだよな。

だからと言って波照間みたいな「リアル離島」はおそらく不便この上ない。

海とか星がいくらきれいでも、それは生活には全く関係ないからね。

その点で宮古はある程度「日本のインフラ」の便利なところを享受できてる限界地点だと思うんだ。

そりゃあ東京にいればその便利さは100%使えるわけだし、東京から宮古に帰ってくると考えることもあるけど、今回は離島へ行ってみて改めて宮古の良さを見つめなおすことができた気がする。

さぁて、次はいよいよ最終日。

「ただ帰るだけの日」にならないこと請け合いのあきおさんの旅行計画の最終日。

名残惜しいけど楽しみな最終日のレポートは、また後日!

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